選ばれる理由

日本では、江戸時代に蘭学（オランダ医学）が入ってくるまでは、鍼灸や湯液（漢方薬）だけで全ての病気に対応していました。その東洋医学の理論や診断法に基づいて、鍼ともぐさだけを用いて治療しています。鍼は、主要なツボには天然素材に近い銀の鍼を用いるようにし、鍼管を使ってポンポンと打ち込むのではなく、捻鍼法という手技で行っています。

日本に古くから伝承される技で行うことにより、鍼を刺した時に体から出てくる邪気や、ツボの変化などを微細に感じ取り、それらを診断に必要な情報として役立てることができます。また銀の軟らかい鍼は体への親和性も高く、体への負担の少ない優しい鍼になります。

症状だけ取れればよいとするのではなく、根本的に治すことを目指します。

病気の原因が生活の中に潜んでいる場合には、ご本人と一緒に考えてそれを見出し、必要に応じて生活改善を行っていただくことも並行して行っていきます。

鍼灸治療では、ツボへの鍼や灸による刺激を体が受け取り、刺激されたツボへ回復のための気が集中して巡ることにより、そのツボに関連するところの回復が促進されます。

その人の体の持っている生命力（＝自然治癒力、回復力とも言い換えられます）がいかに働くかが重要になります。

どこがつらい方でも当院では、その方の生命力を本来の状態まで引き上げる治療を同時に行っていきます。

その結果、つらい症状の改善だけでなく、顔色が良くなった、元気になった、気力がよみがえった、などの変化を実感する方が多いです。

鍼灸は怖いという方もいるため、安心して心も身体もリラックスして治療を受けていただけるよう心がけています。
事前に、お電話で現在の身体の状態や症状などを簡単にお聞きし、大まかな治療方針についてご説明し、ご同意いただけるようでしたら、初診のご予約をさせていただくようにしています。

初診時には更に、必ず問診を行い、治療内容について時間を取ってお話をしています。その後、治療を行いながら、鍼灸の診断法により診断することで、ご本人の身体の状態と実際の症状を丁寧にすりあわせ、今後の展望も含めてご説明します。

身体のことについての説明は医療機関で聞いても難しく、なかなか理解できなかった、納得いかなかったという方が
多くいらっしゃいます。

当院では、初診時はもちろん、毎回の治療の中でその時のお身体の状態をしっかりとお聞きして、その状態について
伝統的な鍼灸の考え方に基づいて見立てた上で、お話するようにしています。

その積み重ねの中で、鍼灸の原則的な考え方への理解が深まり、ご自身の身体の状態を鍼灸の考え方でとらえ、自ら
対応できる方法をを身につけていかれる方がほとんどです。

ご希望の方には、自分や家族の健康のために、家庭でできる手当ての方法（お灸や指圧など）や暮らし方の工夫をお伝えしています。

臨床経験20年の女性鍼灸師がマンツーマンで治療します。

完全予約制、個室での治療ですので、落ち着いた雰囲気の中、リラックスして治療を受けていただけます。

鍼灸が初めての方、女性の方も安心してお越しください。