お気軽にお問合せください
受付時間:9:15~17:30
(土曜日は9:00~12:00)
定休日:月曜・水曜・日曜

伝統的な鍼灸での治療例

当院で行っている伝統的な鍼灸による具体的な治療例をいくつかご紹介します。

膝痛治療

 鍼灸院に膝痛で来院する方の多くは病院へ行っても治らなかったという方です。しかも病院では「年なので仕方ない」と言われたという方がほとんどです。ですが、半年前まで平気だった膝が痛くなった場合、半年間で急に年をとったのでしょうか?そんなことはないですよね。

 10代や20代の頃と全く同じ膝の状態になるのは難しいかもしれませんが、少なくとも膝が痛くなる前の状態まで改善することはできると思っています。

右膝に水がたまって、歩くのがつらい。

三鷹市のKさん(70代男性)

 元植木職人だった70代のKさん。数年前から右膝に水がたまるようになり、最初の頃は2~3ヶ月毎に整形外科で膝の水を抜いていましたが、最近1年ほどは1ヶ月毎に水を抜かないとならなくなってしまった。水が溜まってくると、膝が重くてはばったく、歩くのがつらいとのことでした。

 初診時に見たところ、右膝は水が溜まっているだけでなく、内側に炎症のある状態でした。

 両足が冷えている状態でしたので、冷えにより膝の関節の動きがギシギシして摩擦を生じるような形で炎症が生じている、また冷えにより膝の関節の中の循環が悪くなって不要な水の吸収も悪くなっていると考え、冷えの改善のために、お風呂の入り方を腰湯(下半身を重点的に温める入り方)へ変更していただき、靴下を厚手のものへと変えていただき、使い捨てカイロを足の裏に貼るなどの対処をしていただきました。さらに、治療時には足底のツボにお灸をすえ、膝と関連の深い仙骨周辺は硬いところと凹んでいるところが混在している状態でしたので、その状態を改善することに重点を置いて鍼を行いました。

 週2回の治療を始めてから1~2ヶ月で膝の炎症は治まってきたのですが、水の溜まり方は少し減ったのかな?という程度でした。但し、継続して1ヶ月毎に通院している整形外科では水を抜く頻度が徐々に間遠になり、「少し良いのでは?」と言われている状態でした。

 転機になったのは、右下腹部の腹膜炎の手術痕への鍼を加えてからです。少しずつ改善しているものの、何か他に原因はないか?と悩んでいた時に、治療中の会話の中で「20代の頃に虫垂炎になり手術したが、その経過が悪く腹膜炎になり、生命にかかわるような状態にまでなったことがある」との話がありました。当時の私は全体との関連性を見て治療するのが大事と考えながらも、その認識がまだ甘かったようで、右下腹部の大きく凹んだ手術痕を見ていたにも関わらず、右膝との関連性に結び付けて見ていなかったのです。しかし、このお話を聞いて見落としに気づき、右下腹部の手術痕の凹んだところのツボを補うように慎重に鍼を刺したところ、6cmの鍼がまっすぐに刺さるほど凹んでいて手応えがなく、患者さんは全くその鍼の響きを感じないほどスカスカの状態でした。かなり深い凹みでしたので時間はかかりましたが、半年ほど経過した頃に、鍼の手応えが少し出てきたかな?という感じになり、その頃から膝の水が溜まりにくくなり、最終的には整形外科で水を抜く必要はなくなりました。

 ずっとやる気の出なかった、ご自宅の庭木の手入れも脚立に乗って苦なくできるようになり、それまではタクシーを利用していた最寄り駅までの15~20分くらいの距離も楽に歩けるようになったと喜んでいらっしゃいました。

LINEでのご予約・お問合せについて

お気軽にお問い合わせください

●LINE運用について
 ご予約やお問合せへの返信以外に、こちらからメッセージをお送りすることは致しません。安心してご登録ください。
 ※初回登録時には自動応答メッセージをお送り致します。

 

●LINEでのご予約・お問合せの手順
 下にある「LINE友だち追加ボタン」を押してLINEアプリを起動し、友だち追加をしてください(友だち追加後、自動でこちらからメッセージを送信致します)。

 ご予約・お問合せなどのご用件を送信してください。

 ご予約をご希望の際には、お名前、ご希望の曜日・時間帯、お困りの症状(お身体の状態)などをお知らせください。折り返し、こちらからご予約可能な日時をご連絡いたします。

※予約状況が混雑している場合には、大変申し訳ありませんが、お待ちいただく場合がございます。(只今、平日も予約に空きがないため、新規の方にはお待ちいただいております(数ヶ月以上の見込み)。空き次第、ご連絡いただいた順番にご案内いたします。申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。)

※新規ご予約の男性の方は、ご紹介の方に限らせていただいております。申し訳ございません。

※土曜日については、キャンセル待ちのため、当面、新規の方のご予約を見合わせております。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・ご予約

03-5660-6737

※事前に「予約・お問合せ」ページに
 赤字で記載の項目をご一読下さい。

フォームでのお問合せ・ご予約は
24時間受け付けております。
お気軽にご連絡ください。

お知らせ

2024/12/28
12/29(日)~1/6(日)は年末年始休暇にて休診いたします
2020/09/02
新ホームページを公開しました

アクセス・受付時間

住所・アクセス

〒125-0054 東京都葛飾区高砂5丁目
※詳しい場所はご予約の際にご案内
 いたします。

京成線 高砂駅北口から徒歩5分

受付時間
 
午前 × × ×
午後 × × × ×

9:15~17:30(土曜日は9:00~12:00)

定休日

月曜・水曜・日曜
 

鍼灸師ごあいさつ

宇留賀 友美

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。